皆さんこんにちは!
現役動物看護師のクロころです。
飼い主の皆さんは、うさぎとのコミュニケーションはどのようにとっていますか。
普段のコミュニケーション、スキンシップで最も手軽に出来てウサギとの距離を縮めることのできる方法といえば、「撫でること」です。
人でマッサージなどでツボがあるのと同様にうさぎにも撫でられて気持ちのいい場所があります。
結論、撫でられてうれしい場所はこの3箇所です。
- 背中
- おでこ
- 耳まわり
詳しく解説していきます。
撫でられてうれしい場所
1.背中
ほとんどの子が撫でさせてくれる場所が「背中」です。
飼い主からしても撫でやすく、イメージを持ちやすい人も多いのではないでしょうか。
撫でてあげる際は、しっぽの方から手を持ってくるようにしましょう。
目の前から手を持ってくると、うさぎが怖がってしまうことがあるためです。
そして、首の後ろ辺りからしっぽの方向に向かって優しく撫でてあげましょう。
2.おでこ
背中を撫でることに慣れてきたら次は「おでこ」を撫でることに挑戦してみましょう。
おでこも撫でられるのが好きな子は多いです。
背中を撫でるときと同じように、うさぎが怖くないようにできるだけ後ろから手を持ってきて撫でてあげましょう。
鼻先から耳の手前にかけてゆっくりと優しく撫でてあげるとよいでしょう。
信頼関係が築けてくると、うさぎの方から飼い主の手に向かってきて「撫でて!」と催促をしてきてくれるようになります。
その仕草がとってもかわいいので、ぜひ皆さんにも経験してほしいと思います。
3.耳まわり
最後は、「耳まわり」です。
耳自体はうさぎにとってとても大切な器官です。
その大きさからもわかるように、鋭い聴覚で敵を察知したりするのに利用しているからです。
しっかりと信頼関係が築けて来てから触ってあげることをお勧めします。
耳の根元や首、顎の周りを優しく撫でるように触ってあげると気持ちのよさそうな顔をしてリラックスしてくれる子がいます。
ここは、万人受けする場所ではないのでその子ごとに様子を見て気持ちがよさそうでなければ、撫でるのは控えた方がいいかもしれません。
番外編
長く信頼関係を築き、コミュニケーションもしっかりととれるという方にチャレンジしてほしい場所を番外編としてご紹介します。
それは、「おなか」です。
おなかはうさぎにとって動物にとって弱点となる場所で、触られることはおろか見せることもあまりない場所です。
しかし、しっかりとした信頼関係がある場合うさぎがおなかを見せて眠る姿を見たことがあるという方もいるのではないでしょうか。
そういった場合は、優しくおなかを撫でてあげることにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
うさぎが嫌がらず、気持ちよさそうにしていれば優しく続けてあげましょう。
まとめ
今回は、うさぎが撫でられてうれしい場所3選について解説していきました。
ポイントはこちら
- まずは「背中」を撫でるところから
- 慣れてきたら「おでこ」を撫でてあげる
- 信頼関係が築けて来たら「耳まわり」に挑戦
- 上級者は「おなか」を撫でることにチャレンジ
- いずれもうさぎの様子に合わせて行う
撫でてあげることは、信頼関係が築けていればうさぎと飼い主双方にとって良い影響を与えることができます。
日々のコミュニケーション、スキンシップとして、最適な方法の一つと言えるでしょう。
しかし、うさぎが撫でられることを嫌がっていたりするのに、無理に撫でることは決していけません。
触れ合いたくてもうさぎがストレスを感じていたら、逆効果になってしまいます。
適切な距離感で、うさぎとの信頼関係を築いていきましょう。
今回はここまで!
また次の記事でお会いしましょう!
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