どうぶつに囲まれた生活の良さ。それでも命に対する責任は忘れずに。

今朝起きると、隣にもこもこの塊が。

ようやく起きたかと「にゃ~」と一言鳴くとさっそくご飯をねだってきた。食いしん坊め。

猫は本当に悠々自適で、人の気持ちなんてお構いなし。

食べたいときに食べ、眠くなったら横になる。

私は、そんな猫や犬のいのちのケアを行う動物看護師である。

愛されること

街中の動物病院に勤務する私にとって、最も身近などうぶつは猫や犬である。

先述したように、猫はなんともお嬢様気質な子が多いように思う。

自分がリーダーであるとでもいうように、我が道を行く。

うらやましいくらいに。

「今からこれがしたいんだけど?」

「そろそろご飯の時間よね?」

これくらいしてくれて当然だろう。と言わんばかりに私たちを見上げてくる。

この時の上目遣いがまたかわいい。

図々しいと思いながらも、してあげてしまうもの。

一方の犬はどうだろうか。

一変して、犬は飼い主に従順な子が多い。

古くから家畜化されてきた歴史がある分、人への忠誠心は目を見張るものがある。

「お手や待てなどのしつけ」

「私はあなたについていきます」

飼い主や家族の様子を伺い、人に合わせて生活する。

猫とは対のようなスタイルである。

その従順さが、愛犬家にはたまらない。

さて、対をなすような両者だが、いざというときにはどちらもそばに寄り添ってくれるという大きな共通点がある。

飼い主の感情の変化を読み取り、汲み取り自分が今どこにいるべきかを理解している。

このどうぶつからの愛に救われた方も多いのではないだろうか。

これこそが、犬と猫が長く人に愛される所以なのではないだろうか。

私のイチオシ

そんなどうぶつの中で私がもっとも愛し、愛されたのは猫でも、犬でもなく「うさぎ」だった。

小学6年生の誕生日、親からもらった誕生日プレゼントは小学生の私には「重かった小さな命」でした。

命を預かることの責任。

この時に生活を共にしたからこそ、その自覚が芽生えたのだと思う。

出会ったとき、その子は黒いモフモフの塊として私の目には映っていた。

直感的に「この子だ」と思ったことを今でもはっきりと覚えている。

特段他の子よりもかわいいわけでもなく、珍しい品種だったわけでもない。

いわゆる「運命」というものだったのかもしれない。(笑)

親にはもう少し考える?

と聞かれたが、小学生の私の心は決まっていた。

そして、この子を「クロマメ」と名付け、これからたくさんの愛を注ぎ、愛をもらい家族として生活をしていくわけですが、このお話はまたどこかで。。

そんなわけで、実をいうと私は「猫派」でも「犬派」でもなく「うさぎ派」なのです。(笑)

圧倒的うさぎ派です。

ウサギだけの記事もこれから書いていきたい。

そう思っています。

ウサギとの生活や魅力、うさグッズの紹介、保護うさぎに関する情報などを広い視野でお届けしていけたらいいな。

今日は、せっかくなのであの子に思い馳せる時間をつくろうかな。

空を見上げて。

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