皆さんこんにちは!
現役動物看護師のクロころです。
今回は「うさぎとすいか」について解説していきます。
夏本番といった天気が続く昨今ですが、今が旬の果物といえば「すいか」ですよね。
みずみずしくてとても美味しいですが、うさぎにあげるのはいいのでしょうか。
いい水分補給になりそうですよね。
しかし、結論からいうと「うさぎにすいかをあげるのはお勧めしません。」
その理由を解説していきたいと思います。
では、詳しくみていきましょう。
うさぎはすいかを食べても大丈夫?
うさぎがすいかを食べることは絶対にいけないというわけではありません。
食べても大丈夫な分類の果物です。
しかし、できれば与えない方がいい。あえて与えるものではない。
そんな果物です。
では、なぜ与えることをお勧めしないのか。
その理由を解説していきます。
すいかをお勧めしない理由
すいかをお勧めしない最も大きな理由は、「水分の多さ」にあります。
水分
水分の摂取は大切なことですが、すいかに含まれる水分は非常に多くすいか全体の9割が水分であるといわれています。
そのため、うさぎがすいかを摂取するとおなかを下してしまうことがあるのです。
少量のおやつとしてであれば、そこまで問題になることはありませんが、水分の代わりとしてすいかを与えることはやめておいた方がよいでしょう。
水分はしっかりと給水器などから行うようにしましょう。
糖分
水分と同様にすいかには糖分も多く含まれています。
そのため、すいかを食べすぎると糖分の過剰摂取につながる可能性があります。
少しであれば与えても大丈夫ですが、与えすぎには注意しましょう。
種
すいかの種は油分を多く含んでいます。
うさぎは油分を摂りすぎると消化不良になってしまう場合があります。
下痢などになってしまう可能性があるため、種は取り除いてからあげる方がよいでしょう。
すいかの代わりに
うさぎにとってすいかは栄養の観点などから見ても、必須の食べ物ではありません。
あくまでおやつやご褒美として少量をあげることが望ましいです。
もし、他の果物をあげるのであればバナナやりんごなどは体にいいものが多いので、そちらをあげるようにするとよいかもしれません。
いずれにしてもうさぎの嗜好性が傾き過ぎないように量を調整しながら与えましょう。
まとめ
今回は「うさぎとすいか」について解説していきました。
今の時期がちょうど旬になる果物ではありますが、水分や糖分が多いためうさぎに積極的に与えるものではありません。
うさぎの健康を考えると推奨できる果物ではありませんが、少量であればおやつやご褒美として与えてあげてもよいでしょう。
おなかを下してしまうようなら与えるのをやめ、他の果物に変えてあげましょう。
今回はここまで!
また次の記事でお会いしましょう!
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