朝から夜までハプニング続き。こういうことって続いて起こる気がするのは、気のせいですか。

早朝のヒヤリハット

朝4時30分、友人に起こされ眠い目をこすりながら起床。

横を見ると猫が一緒に寝ていた。

かわいいなぁ。

と、撫でているといつの間にか再び夢の中に戻っていた。

ふわふわで温かいものを撫でていたのだから、仕方ない。

友人の「やばい!」の声で私も飛び起きた。

友人の持っている時計は5時52分を指していた。

他の友人との待ち合わせ時間は6時30分。出発予定時刻は5時30分だった。

本来ならもう車を走らせて待ち合わせ場所に向かっている時間。

完全に大寝坊をしてしまった。

歯だけを磨いて速攻家を飛び出した。

卒業旅行とは名ばかりで

髪の毛はボサボサ。服もさっと選んで着て来たもの。

本当なら髪の毛も服もバシッと決めて行きたかったのに。。

まあ、友人との遊びなんてそのくらい気軽な方が長続きするもの。

少なくとも私はそう思っている。

あ。そういえば、皆さんにはお伝えしていなったかもしれませんが。。

私は、現在大学4年生で4月から就職する世代です。

だから、「卒業旅行」なのです。

予定時刻より15分ほど遅れて到着し、全員が合流。

いざ、ディズニーリゾートへ出発!!

今回は、ランドへ行くことに。

私は、ランドへ行くのがなんと10年ぶりだという驚愕の事実を知り、同時に年齢を実感した。

私はいつもはもっぱらシーを選択するため、これほどまで期間が空いてしまったのだろう。

皆さんはどちらの方が好きですか?

シーの方がアトラクションやパーク内の施設が大人向けのように感じるところが、私がシーに行きたいと思う所以なのかもしれない。

「なつかしさ」

10年ぶりのランドはとにかく「なつかしい」の一言だった。

そして、もう一つ感じたものは「あれ、こんなに小さかったっけ」という印象。

パーク全体の大きさや、建物の規模感が当時よりも小さく感じたのだ。

「小さくなった」のではなく「大きくなった」

これが正しいのだけれど、少し寂しく感じた。

なつかしいと思う一方で、目新しいものもあった。

新エリアのゾーンは新しい世界観が広がっており、その世界観に見事に引き込まれた。

なんだかんだいってディズニーリゾートはやっぱり「夢の国」だった。

子供の頃とはまた違った視点で見ることができ、心をリフレッシュする最高の時間になった。

最後車に乗るまでは、、、

終わりよければすべてよし。なのに。

友人みんなが疲れを感じ早めに帰ろうか、となりパークを後に。

子供の頃のように開園から閉園までめいいっぱい遊ぶことは難しくなっていた。

アトラクションも目当てのものは一通り乗り、足や体も疲れを訴えていた。

一抹の寂しさ。

昔は遊び足りないくらいだったのに。

でも、まったりと楽しむこともいい楽しみ方だと知ることができた。

また来たいな。みんなで。

さて、帰ろうか。

と、カギを取ろうとポケットに手を入れると、、

「カギがない」

すーーっと、寒気が走り体全体が硬直するのを感じた。

パーク内でカギを落としてしまったのだ。

外はもう真っ暗。

今から探しても見つかる見込みはかなり低そうだった。

一筋の希望を胸に落とし物センターを尋ねたが、「まだ届いておりません」と一言。

希望が絶望に変わった。

最悪の事態をあれこれと頭の中で考え、気分は底辺まで落ちてしまった。

友人は「仕方ないね。見つかることを願うしかないよ」と。

申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

人であふれる舞浜駅から電車で帰宅することになり、雨に打たれながらなんとか足を動かして帰路に就いた。

帰宅すると、猫が「どうしたの?」といった顔で私の顔を覗き込んできた。

こうゆうとき、どうぶつは人に寄り添ってくれる。

やさしい子だ。

見つかることを祈って今日はベッドに入ることにした。

お願いします。どうか、見つかりますように。

と願いながら就寝。

目を覚ましてからの話は明日お話ししようと思う。

人生どんなときも「なんくるないさー」なのだ。

大丈夫。何とかなる。

明日はきっといい日になる。きっと。

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