みなさんこんにちは!
現役動物看護師のクロころです。
今回は「うさぎの栄養素」について解説してきます。
うさぎが健康に暮らしていくためには適切な栄養バランスが重要になります。
特に、体の機能を維持し病気を防ぐために欠かせない栄養素がいくつか存在します。
今回は、うさぎにとって特に重要な栄養素を5つ紹介し、それぞれの役割や摂取できる食べ物についても解説していきます。
うさぎのご飯の栄養について気になっているという方はぜひ最後までご覧ください!
食物繊維

まず、うさぎにとって最も大切な栄養素の一つが「食物繊維」です。
うさぎの消化器官は特殊な構造をしており、常に食べ物を摂取し続けることで健康を維持します。
食物繊維が不足すると、腸の動きが悪くなり「うっ滞」と呼ばれる危険な消化器疾患を引き起こす可能性があります。
また、歯の健康を保つためにも食物繊維は重要です。
うさぎの歯は一生伸び続けるため、繊維質の高い食べ物をしっかり噛んで歯をすり減らす必要があるのです。
食物繊維が摂れる食べ物
- 牧草(特にチモシー)
- 葉野菜(小松菜、チンゲン菜など)
- 一部の野菜(ニンジンの葉、セロリ)
タンパク質

うさぎの体を構成する筋肉や臓器、被毛などを維持するために欠かせないのが「タンパク質」です。
特に成長期の子うさぎや、妊娠・授乳中の母うさぎにとっては必要不可欠な栄養素となります。
ただし、うさぎは草食動物なので動物性タンパク質を摂取する必要はなく、植物由来のタンパク質を適切な量で与えることが重要です。
過剰摂取すると腎臓に負担がかかるためバランスを考えた食事が求められます。
タンパク質が摂れる食べ物
- 牧草(アルファルファはタンパク質が豊富)
- 大豆製品(ただし加工品は避ける)
- ペレット(適量を与える)
カルシウム

「カルシウム」は骨や歯の健康を維持するために必要な栄養素です。
特に成長期のうさぎや高齢のうさぎにとっては、十分なカルシウム摂取が重要になります。
ただし、カルシウムの過剰摂取は腎臓や膀胱に負担をかけ尿路結石の原因になることがあります。
基本的には普段の牧草やペレットで十分な量のカルシウムを摂取できるはずなので、特に強く気にする必要はありません。
カルシウムが摂れる食べ物
- 小松菜
- チンゲン菜
- パセリ(少量)
- アルファルファ(成長期のうさぎ向け)
ビタミンA

「ビタミンA」はうさぎの免疫機能を高め、視力を維持し皮膚や被毛の健康を保つために必要な栄養素です。
特に、目の健康に関わる栄養素として知られています。
ビタミンAが不足すると、免疫力が低下し感染症にかかりやすくなったり、皮膚や被毛の状態が悪くなったりする可能性があります。
ビタミンAが摂れる食べ物
- ニンジン(与えすぎに注意)
- かぼちゃ
- ほうれん草(カルシウムも多いため注意)
ビタミンD

「ビタミンD」は、カルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨の健康を維持するために必要な栄養素です。
ビタミンDが不足すると、骨がもろくなり骨折しやすくなる可能性があります。
うさぎは基本的に食べ物からビタミンDを摂取することは少なく、日光を浴びることで体内で合成します。
そのため適度な日光浴を行うことでビタミンDを摂取でき、健康の維持につなげることが出来ます。
ビタミンDを補う方法
- 日光浴(ひなたぼっこで日光を浴びるなど)
- ビタミンDを含むペレット(与えすぎに注意)
まとめ
今回は「うさぎの栄養素」について解説していきました。
うさぎの健康を維持するためには、今回お話ししたような栄養素が特に重要です。
- 食物繊維(消化器官の健康維持・歯のすり減りに重要)
- タンパク質(筋肉や被毛の維持に必要)
- カルシウム(骨や歯を丈夫にするが過剰摂取に注意)
- ビタミンA(免疫力・視力・皮膚の健康維持)
- ビタミンD(カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする)
これらの栄養素以外もバランスよく摂取することでうさぎの健康を維持し、長く元気に過ごせるようになります。
現在のフードには元から栄養がバランス良く配合されているものが多いので、牧草とペレットをしっかりと与えていれば問題ないことがほとんどです!
その子の状態を見て気になるようなら病院で相談をするなどして対応するようにしましょう!
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