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【動物看護師】うさぎの糞便の特徴5選!関連する疾患についても解説。

うさぎの飼い方

みなさんこんにちは!

現役動物看護師のクロころです。

今回は「うさぎの糞便」について解説していきます。

うさぎは体調の変化を隠す動物として有名ですが、その健康状態は糞便に表れやすいといわれています。

普段の糞便を観察し、異変があれば早めに対処をしてあげることが大切です。

この記事では、うさぎの糞便の特徴と糞便に関連する代表的な疾患について解説します。

最近の我が子のうんちの状態と照らし合わせながら、ぜひ最後までご覧ください!

うさぎの糞便の特徴5選

ではさっそく「うさぎのうんちの特徴」をご紹介していきます。

丸くてコロコロしている

まず健康なうさぎの糞便は、直径7~10mm程度の「丸い形」をしています。

適度な硬さがあり、乾燥していて手でつまんでも潰れにくいのが特徴です。

この状態を保つためには、食物繊維が豊富な牧草を主食にしてしっかりと摂取させてあげることが重要です。

色は濃い茶色~黒っぽい

正常な糞便の色は、「濃い茶色黒に近い色合い」をしていることが多いです。

食べたものや水分量によって多少の変化はありますが、極端に色が薄かったり、赤みや白っぽさがあったりする場合は注意が必要です。

特に黒すぎる場合は消化管内(特に小腸)で出血している可能性も考えられますので、病院の受診をお勧めします。

繊維質が多く含まれている

うさぎの糞便を崩してみると、「細かい繊維がたくさん含まれている」ことが分かります。

これは主食である牧草がしっかり消化されている証拠です。

繊維が少なくベタッとした糞便が続く場合は、食事のバランスを見直す必要があるかもしれません。

盲腸便はブドウの房状で柔らかい

うさぎは「盲腸便(もうちょうべん)」と呼ばれる特別な糞をします。

通常の便よりも栄養価が高く通常はうさぎが直接肛門から食べるため、飼い主が目にすることはほぼありません。

しかし、食べ残しがあったり頻繁に床に落ちていたりする場合は、消化器系のトラブルや食事の問題、もしくは口腔内のトラブルなどが考えられます。

大きさや量の変化が健康のバロメーター

うさぎの糞便の「サイズや量」は健康状態を示す重要な指標です。

ストレスや病気、食欲の低下などによってサイズが小さくなったり、数が減ったりすることがあります。

特に極端に小さい糞が出る場合や糞の間隔が長くなる場合は、消化器の異常を疑い病院を受診するようにしましょう。

動物病院で行う糞便検査

うさぎの体調が悪いとき、動物病院では糞便を用いた検査が行われることがあります。

ここでは動物病院で行う糞便検査についてご紹介します。

顕微鏡検査

糞便を顕微鏡で観察し、寄生虫の卵や細菌の異常増殖やバランスの乱れがないかを確認します。

特にコクシジウムなどの寄生虫が問題となることがあります。

培養検査

細菌感染の有無を調べるため、糞便を培地で増殖させる検査です。

腸内のバランスが崩れている場合や、下痢が続く場合に実施することが多いとされています。

PCR検査

特定のウイルスや細菌の遺伝子を調べる検査で、細菌感染やウイルス感染症が疑われる場合に行われます。

糞便に関連する代表的な疾患

うっ滞(胃腸うっ滞)

消化管の動きが低下して食べたものが胃腸内に停滞してしまう疾患です。

排便量の減少」「便のサイズが小さくなる」「排便がなくなる」といった症状が特徴です。

原因としては食物繊維不足・ストレス・水分不足などが挙げられます。

放置すると命に関わることもあるため早めの治療が必要になります。

盲腸便の異常(盲腸便過多・未消化)

通常うさぎは盲腸便を食べて栄養を補給しますが、何らかの原因で食べ残してしまうことがあります。

食事のバランスが悪かったり歯のトラブルで食べにくかったりする場合に起こります。

また軟便が多く見られる場合は、腸内フローラ(細菌叢)の乱れが原因かもしれません。

コクシジウム症

寄生虫であるコクシジウムが腸に感染することで下痢や食欲不振を引き起こす疾患です。

特に子うさぎやストレスを抱えたうさぎは感染しやすく、重症化すると命に関わることもあります。

糞便検査で早期発見し駆虫薬で治療します。

便秘(糞詰まり)

食物繊維や水分が不足すると、糞が腸内で停滞しやすくなります。

ひどい場合は腸閉塞などを引き起こし、手術が必要になることもあります。

普段から牧草をしっかりと与えたり、十分な水分補給などで予防ができるので意識してあげましょう。

まとめ

今回は「うさぎの糞便」について解説していきました。

うさぎの糞便は健康のバロメーターです。

普段から糞の形・大きさ・色・量などを観察し、異常があれば早めに対処することが大切です。

また、動物病院では顕微鏡検査や培養検査などの糞便検査を通じて、疾患の有無を調べることができます。

特に、うっ滞やコクシジウム症など糞便に関連する疾患は早期発見が重要となります。

我が子の健康状態を維持するために、食事管理と日々の観察を心がけていきましょう!

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